親方の日記

半纏が出来上がってきました。

染抜きで半纏を作ってもらっています。
どうも広い袖口だと仕事中に引っかかったりするので、今回は少し細く絞ってもらいました。
濱野家の家紋は下り藤なので、丁度真ん中が空くので庭の文字を入れて貰っています。

新年明けましておめでとうございます

新型コロナ過の中、皆様どんな新年をお迎えでしょうか。
今年は収束して従来の生活に戻ることができるといいですね。
しばらく親方日記が投稿できませんでしたが、今年はこまめに投稿していきたいです。
昨年の作業事例も掲載しようと思います。

辛い思い

連休も明け、日々暖かさを感じる陽気となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私、連休前に溶連菌による感染症にかかってしまいました。
最初は喉の痛みから始まってリンパ腺がかなり腫れだして、頭痛に39℃以上の発熱に加えて多数の口内炎。
よって一週間ほど何も食べられず薬を飲んで寝ているだけでした。
熱が出た翌日あたりから、手足の発赤・腫れが見られました。
その後、熱も下がって良くなってきたと思ったら手のひらと足の裏の皮がむけてきました。
手のひらはほとんどむけましたが、今足の皮がむけている最中です。
むけた後は赤子のような薄い皮膚になってしまい、熱い冷たいが倍増して感じるようになりましたが、少しずつ回復しつつあります。
子供がかかりやすいようなのですが、大人がかかるとかなり辛いとネットにも書いてありましたが、本当にその通りでした。
飛沫感染が主な感染ルートらしいので、皆様も手洗い・うがいをよくして感染しないように気を付けてくださいね。
かなり辛かったです!

辛いといえば毛虫の痒さも結構辛いですよね。
チャドクガの発生する季節になりました。主にツバキ・サザンカ・茶の木に付きやすいので気を付けましょう!
葉が食べられていたり、木の下に糞が落ちていたら、そーっと捕殺するか殺虫剤で防除しましょう。死んだ虫でも毛に触るとかぶれるので直接触らないように。
刺されてしまったら、かかずに幹部を石鹸で毛を洗い流すか、幹部にガムテープなどを貼って毛を取り除いてから薬を塗りましょう。
かくと毛が広まってしまい被害が大きくなるので注意してください。

竹垣の作り直し(南禅寺垣風)

傷んでしまった垣根の作り直しをしました。(庭門の両袖)
前の垣根は、施主さんのお父様(元植木屋で故人)が作ったものでした。
表側は割竹と黒穂で、裏側はヨシズになっていましたが、裏表同じように見えるように立子に丸竹と長穂(黒穂の長いもの)を用いて作りました。
下部は長持ちさせるために、立子が直接地面に付かないように柱同士板を渡してその上に組んであります。
和風のお庭が少なくなっている現在、貴重な仕事になってきました。

移植前の準備

移植前の準備として、シャベルをギンギンに研いでおきます。
地面への食い込みも良いし、ちょっとした根もスパッと切れちゃいます。
ちょっと手をかけるだけで高能率、時短です。
ディスクグラインダーを使うと早いのですが、シャベルの減りが速いし、高速ゆえに熱で
なまくらになってしまうのでヤスリで丁寧に研ぎます。

農薬管理指導士 更新研修

農薬を安全に扱うために、販売者や防除業者のために、農薬管理指導士という資格があります。
3年に一度、更新研修を受けて資格を継続していく研修を受けてきました。
今回のテーマは
・農薬取り締まり法の改正と安全適正使用について。
・農薬防護用のマスクの着用方法。
この二点についての講義でした。
農薬も危険性の高いものや残留性の高いものは減ってきているとともに、
防護具も進化して双方安全性が高くなっています。

芝がだいぶ伸びてきましたね。

芝刈りをする前に必ず草取りをするようにしましょう。芝にとって草は大敵です。
特に宿根草の根はしっかり取ってください。時間が無ければ今週除草して来週芝刈りでも構いません。
これから九月位までこまめに刈って少しづつ肥料を施すとみるみる良くなるはずです。

寒くなってきましたね。

北の方では雪の話題が聞かれる季節になってきました皆様如何お過ごしでしょうか。我々造園業界も年末に向けて皆頑張ってます。寒くなり乾燥した日が多くなると思いますが皆様も風邪など召さないよう御自愛ください。