親方の日記

竹垣の作り直し(南禅寺垣風)

傷んでしまった垣根の作り直しをしました。(庭門の両袖)
前の垣根は、施主さんのお父様(元植木屋で故人)が作ったものでした。
表側は割竹と黒穂で、裏側はヨシズになっていましたが、裏表同じように見えるように立子に丸竹と長穂(黒穂の長いもの)を用いて作りました。
下部は長持ちさせるために、立子が直接地面に付かないように柱同士板を渡してその上に組んであります。
和風のお庭が少なくなっている現在、貴重な仕事になってきました。